WX11息抜き用チューブの修理


ライブ直前になって、いきなりWX11の息抜けが悪くなった。
というより、全く息抜けしない。
吹いているんだか息を止めているんだかの状態。
何か詰まっているのかと思い、エアダスターで掃除したら息は抜けるようになったのだが、変な場所から息抜け音がする。
ついに天に召されたかと、焦りましたって。
マウスピースを外すと、リードを噛む歯の動きを読み取る「カンチレバー」と、吹き込む息の強さを読み取る「感圧センサ」への入口がある。
いつもながら不思議なのは、感圧センサ側に行ったツバの行方だ。
どんな仕組みになっているのやら。
分解するため、背面のビスを総て外していく。
こんな感じにボディが2部に分かれる。
裏面のオクターブキーやシステムキーなどの配線がとても細くて短いので、切ってしまわないように注意しながら分解する。
長年の使用に耐え、内部はそれほど汚れていなかった。
WX11の心臓部、メインチップがぎっしりと詰め込まれた基板。
半透明で白色のチューブが、息抜き用のもの。
とくに詰まっている様子もなく、差し込み口も問題ない。
原因はここにあった。
吹き込んだ息が出てくる穴がWX11の下にあるのだが、そこへの差し込み口からチューブが外れていたのだ。
これをしっかりと差し込み直して再度組み上げたら、見事に復活した。
この場所にウエイトが入っていたのには驚いた。
YAMAHAの管楽器へのこだわりを感じてしまう。


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